介護の仕事をする上で派遣先が良い施設かどうか見極めるポイント その2

あくまでも私の経験上でお話をさせていただいております。

何かの参考になれば幸いです。

《適切な食事介助をしているか》

これは私の経験上一番重要視している事です。利用者様がむせ込んでいるのに平気で食べ物を詰め込む介護士さんがいます。このような介護士さんがいる施設はまずアウトです。利用者様を人として扱っていません。昔、介護老人保健施設で勤務している時『体調が悪いの?○○さん!どうして食べないの?一体何なの?』と無理に食事介助をする介護士さんがいました。上司からも何度も注意されましたが自分の行動を改善することができませんでした。というか自分の何が悪いのかわかっていないようでした。上司の方もただ注意するだけで、何がどう悪いかを説明せず結局あきらめムードになり、職員が減っては困るとそのまま放置状態でした。また食事介助にカレースプーンを使用している施設もアウトです。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会の認定士で、NHKプロフェッショナル仕事の流儀にも出演された、JA神奈川県厚生連 伊勢原協同病院で勤務されている小山珠美さんによると、最もよく使うのは市販の食事介助用スプーンであり、表面にある凸凹が舌に有効な刺激を与え、一般の家庭にあるもののなかでは、一口が適量である「ティースプーン」がオススメだそうです。逆にカレースプーンは容量が多すぎて誤嚥を引き起こす危険があるので食事介助に使ってはならないと仰っています。 

カレースプーンを使用している施設に勤務したことがありましたが、明らかに早く食事介助を終わらせたいという感じがしてなりませんでした。介助スプーンを使用し介護士が椅子に座り、利用者様のあごを上げずに時間をかけて食事介助し、どうしても体調やむせ込み等で無理ならそこで食事介助を終了するといった適切な判断ができる介護士さんがたくさんいる施設は良い施設だと思います。

 

介護士が利用者様を大人として対応しているか》

特に若い女性の介護士さんでよくあったのが利用者様をぬいぐるみ扱いしていたことです。『〇〇ちゃんかわいいね、よしよし!』と特定の利用者様にだけ対応していました。認知症が進み、子供のようになった利用者様をかわいいと思うのはわかります。しかし、かわいくないと思う利用者には対応しないのでしょうか?ご家族様が見たらどう思うでしょうか? 私が出会ったこの介護士さんは18歳で施設に入職したそうです。以来10年間も、上司に仕事において指導を受けることなくそのまま介護リーダークラスになってしまいました。何が悪いのかわからないまま年齢を重ねてしまった彼女をかわいそうだと思うばかりです。