介護の派遣で30万円の給料!?人間関係もそこそこ良くなる働き方

自身の介護の派遣の経験を通して、給料や社会保険はどうだったのか、難しい人間関係をどのようにそこそこやってきたか書いてみたいと思います。

介護の派遣|仕事内容が未経験者には不安ですよね。

介護の派遣を始めようとしても、不安なのが
仕事内容。派遣としての扱いも気になるところ
ですよね。私も介護の仕事を始める前は不安でした。

私の経験を踏まえて介護の派遣がする業務やその留意点、
やらない業務の事をお伝えしたいと思います。

 

 

基本介助ができれば問題ない

  • 食事介助
  • 排泄介助
  • 移乗介助
  • 入浴介助

ができたら派遣はそれ以上の事をやらされる事は
ないと思います。

食事介助の留意点

小スプーンを使う

カレースプーンよりは小スプーンの方が
誤嚥のリスクが軽減します。

事業所によってはカレースプーンと小スプーン
両方準備されている場合があるので
なるべく小スプーンを使用してください。

椅子に座って介助する

たまに立って食事介助をする介護士さんがいますが
はっきり言って危険です。

立って介助するという事は利用者は顎を上げなければ
なりません。

そうなると気管に食べ物が詰まりやすくなります。

パンはとっても怖い

食事でパンが提供されたら、必ず確認してほしいのは
パンが細かく切ってあるかどうかです。

利用者は自分の嚥下能力がわかっていません。
例えばコッペパンみたいなものが提供されると
ちぎらずそのまま食べてしまうでしょう。

その時がこわいのです。
口の中の水分がパンに吸収され飲み込みが悪くなります。
喉を円滑に食べ物が通らなくなりすごく危険です。

特に認知症の利用者はすぐにがっつきます。
私は、何人もパンで命を落とされた利用者をみてきたので
できれば施設ではパンを提供してほしくないくらいです。

もし提供されたら、パンを汁物に浸す等の事はしたほうが
いいと思います。

片麻痺の人は健側から

片麻痺の利用者は健側の口角から食べ物をたべさせて
あげてください。患側からだと食べ物がこぼれたりして
しまいます。

水分でむせ込みが多ければ

とろみ剤で飲みやすくしてください。
明らかに水分はとろみでしか摂取できないであろう利用者
に普通の水分が提供される時があります。

そんな時は迷わずとろみ剤を使用してください
たいていの事業所には用意されています。

排泄介助の留意点

こまめに陰部洗浄をしましょう

清拭だけだと尿路感染で熱発してしまう事があります。
勤務する事業所によっては陰部洗浄をあまり
しない事があります。そうなると後が大変です。

熱発されると居室内で食事介助をしたり、
入浴ができないので体を清拭しなければなりません。

居室内で介助をすると、他利用者の動きがわからない
こともあり怖いです。

そうならないためにも陰部洗浄はこまめに行う方が
いいと思います。

使い捨てグローブは絶対に使用する

利用者によっては身体が乾燥して全身を
掻きむしるC型肝炎等の人もいます。
排泄介助時は直接肌に触れないように注意が
必要です。

グローブは二重にしたりして介助をしてください。

移乗介助の留意点

利用者の足には注意

車椅子に移乗介助をする際
フットレストを外す、または
外に開くことなしに移乗介助を
してしまう方がいます。

フットレストに気を付けないと
利用者の足に当たり、怪我をしてしまうので
注意が必要です。

片麻痺の人は患側注意

片麻痺の方は患側を注意して移乗しない
と手がブラブラしているので、

車椅子に座った時、手を下敷きにしてしまう事が
あります。

足も力が入らないので足をひねる可能性が
あるので気をつけてください

入浴介助の留意点

入浴前はバイタルチェック

入浴前はバイタルチェックして入浴可能か
看護師がいるなら確認しましょう。

ベルトはきちんと締まっているか?

機械浴で利用者を介助する際には
身体を固定するベルトがしっかりと
しまっているか確認をしてください。

きちんとベルトをしないと
浮力で身体が動いてしまい
溺れてしまいます。

ストレッチャーのロックはしているか

機械浴でストレッチャーで移乗するなら
ロックがかかっているのかしっかりと
確認してください。

転落事故の原因にもなります。

利用者から離れない

入浴中は利用者が暴れたり、急変することが
あるので、利用者から離れないでください。

特に認知症の利用者は何をするか予測不可能
なので注意が必要です。

会議に参加しなくていい

介護の派遣だとフロア会議やユニット会議
に参加しなくていいのです。業務が終わったら
すぐに帰れます。

もしも参加してくれと言われたら強制では
ないはず。

残業代も出るのか確認しましょう。

委員会には入らなくていい

派遣のメリットと言えば、委員会に入らなくて
いいことです。

休みの日も委員会がらみで行かなくていいし、
通常業務が終わっても残らなくてもいいのです。

勉強会も出席しなくていい

正社員だと業務終了後に勉強会などに
参加しなければなりません。

休みの日でも行かなくてはならないことがあります。
介護の派遣は基本的には参加しなくてもいいのです。

しかし、事業所によっては派遣が参加させられる
こともあります。

この場合は介護の派遣なので任意だと思います。
残業代も出るのか確認しましょう。

日勤・夜勤リーダーもしなくていい

介護の派遣なのでフロアの日勤リーダーや夜勤リーダー
をすることはないでしょう。

ただし、職員が少ない事業所では日勤リーダーを
することがあるので、嫌なら予め入職前に確認をしてください。

入所・退所をとらなくていい

利用者の入所時・退所時の荷物のチェックや
ちょっとした書類の作成などは、基本的には
介護の派遣はやりません。

ですが、職員が少ない事業所になると
やらされることがあります。

これも嫌なら予め入職前に確認をしておいたほうが
いいと思います。

もしも契約以外の業務をやらされたら

すぐに派遣会社に連絡してください。
耐えてやる必要もないし、
何か手違いがあったら大変です。

派遣の契約内容は役職クラスしか知らない事
が多いです。

いろんな業務を振ってくる正社員の
介護士がいますので断るところはきちんと
断りましょう。