介護の派遣で30万円の給料!?人間関係もそこそこ良くなる働き方

自身の介護の派遣の経験を通して、給料や社会保険はどうだったのか、難しい人間関係をどのようにそこそこやってきたか書いてみたいと思います。

介護職の腰痛対策|未経験で派遣をするなら気をつけて~

介護の仕事が未経験である方は、漠然とした
認識ではあると思いますが、腰痛は本当に
厄介です。これから介護の仕事を始めようと
している方はしっかりと腰痛対策をしていてください。

 

 

介護の派遣こそ腰痛対策が必要

介護の派遣で働くって事は、それなりに人手が足りなく
困っている事業所へ行くわけですから、

排泄介助、入浴介助といった体を使う業務が
メインになります。

介護の派遣こそ腰痛に気をつけなければなりません。

高齢者の体重が軽いと思ったら大間違い

寝たきりの高齢者の中には、体重の重い方が
たくさんいます。

体質的に痩せずらい人もいますし、

ご家族が面会に来ては、何か食べ物を自宅から
持ってきてこっそりと食べさせているパターンも
あります。

また腎機能が悪く体のむくみによって体重が
増加する方もいらっしゃいます。

腰痛が原因で辞める人がいる

介護の仕事を派遣や正社員でやっている方も
腰痛が原因で辞める方がたくさんいます。

派遣だと契約満了まで体がきつく、契約満了後
は収入面で苦しくなります。

正社員は腰痛でもすぐには辞められない

今現在、私が勤務している事業所では
腰椎すべり症の介護リーダーさんが
います。

事業所側にはもう限界だから
辞めたいと訴えてますが、

人手不足だから新しい職員が入ってくる
まで待ってくれと言われています。

その介護リーダーさんも責任感が強いので
毎日勤務はされていますが、

満足に病院も通えず、辛い思いを
されています。

派遣だと契約満了まで待てばいいだけの
話ですが結局いつ辞められるのか決まって
いません。

私は派遣の身ではありますが、
そんな状態の介護リーダーさんをみると

腰痛対策はしっかりとしておかなければいけないな
と後で面倒くさい事になるかもしれないと思うわけです。

コルセットは持っておいたほうがいい

コルセットがあるのとないのではだいぶ違います。

安いものでいいですから用意しておいたほうがいいです。
また、入浴介助時とか使用する時もありますので、
速乾性のあるものがいいかと思います。

無理をした介助をしていないか

排泄介助時は中腰に注意

おむつ交換時はベットの高さを調節してください。
排泄介助で忙しい職場だと、ベットの高さ
を低いままで介助している人がいますが、
いつか腰を痛めます。

トイレ介助時も中腰にならざるを得ない状況がある
と思うので、そんな時は必ずコルセットを着用
した方がいいと思います。

入浴介助時はなるべく一人でやらない

入浴介助時は移乗介助で腰を痛める人が多いと
思います。機械浴のベットに移乗する時は
数人介助だと思いますが、

それでも体重が重い利用者の介助では
腰を痛めることがあります。

無理せず数名の職員で行い
介助者が楽なベットの高さで
変な姿勢の移乗介助には気をつけてください。

離床介助時

全介助の利用者で離床介助を行う時は、
『てこの原理』を使用してください。

お尻を支点にして起こすと少ない力で
介助をすることができます。

ベット上で利用者を動かす時

利用者をベット上で動かす時は持ち上げる
と腰を痛めるので、

水平移動するといいです。

そのときは利用者の両手を胸の当たりでクロス
させ、ベットに接している部分を少なくすることで
少ない力で移動させることができます。

支持基底面はしっかり広くする

身体を支えるため、床と接している部分を結んだ
範囲を『支持基底面』といいます。

支持基底面が広いと移乗介助などが楽になります。

重心が低く基底面にあることで安定させることが
できます。

つまり、足を肩幅ぐらいに開き
腰を落とすことで安定するわけです。
ただ足を開き腰を落とすだけでは腰を痛めるので、

腰を曲げずまっすぐにすることが大切です。

利用者にも協力してもらう

たまにいらっしゃるのですが、
ある程度、立位保持できる利用者に
移乗介助を全介助でしてしまう介護士さんが
います。

それをしてしまうと、利用者もいずれ
立位保持が出来なくなりますし、
介助する側も腰を痛めたりするので、

なるべく立位保持ができるなら、利用者
にも少し協力していただくことも大切だと思います。

自宅でストレッチをする

腰痛予防には腹横筋や多裂筋というインナーマッスル
を鍛えることが大切だと最近言われています。
私もやってる簡単なものを紹介しておきます。

ブリッジ

  1. 仰向けで寝る
  2. 膝を立てる
  3. お尻を持ち上げる
  4. 数秒キープ

アームレッグクロスレイズ

  1. 四つん這いになる
  2. 右手をあげる
  3. 左足をあげる
  4. そのまま体を水平に保つ
  5. 数秒キープ
  6. 逆の手と足を出す
  7. 数秒キープ
  8. 4から繰り返す

あまりやりすぎると身体を痛めますので
適度にやるのがいいです。 

腰痛にもいろいろある

心因的腰痛症にも気をつけて

腰痛は腰の骨に異常があったり、急激な負荷が腰にかかって
ぎっくり腰になったりするわけですが、

精神的ストレスでも腰痛になります。

慢性的な腰痛を抱える人の約8割の方に抑うつ状態が
みられると言われているそうです。

介護の仕事は場合によってはすごくストレスを
抱えることがあると思いますので、

自分なりのストレス解消法を身につけておいた
ほうがいいと思います。

自分でもどうしようもないという時は、

整形外科や精神科に通うなどの行動が必要になります。

まとめ 

介護の派遣は腰に負担のかかる業務が多くなるので
自分の腰を守るためにも、適切な介助の仕方
業務終了後の自宅でのケア、精神的ストレスのケア
をしておかなければならない。