介護の派遣で30万円の給料!?人間関係もそこそこ良くなる働き方

自身の介護の派遣の経験を通して、給料や社会保険はどうだったのか、難しい人間関係をどのようにそこそこやってきたか書いてみたいと思います。

介護の派遣|仕事は早いと優秀?遅いと無能?なのか

介護の現場において仕事が早いってどういうこと
なんでしょうかね。

世間で一般で言われている仕事の早い人の特徴
が必ずしも介護の仕事には当てはまらないような
気がします。

 

 

仕事が遅いと言われたって気にしない

介護の仕事をしていると、口うるさいオバヘルに
「早くしろ!」と言われることがありますよね。

私も昔はよく言われました。

しかし、この仕事って利用者相手です。

利用者はすべて同じ人間ではありません。
それぞれ生活リズムがあります。

生活リズムを無視して早く業務をする必要はないと
思います。

利用者は早さなんて求めていない

利用者は職員にテキパキとした早いケアを
望んでいるのでしょうか?

仮に望んでいたとしても、それが一番望んで
いることでもないでしょう。

一番望んでいるとしたら、早く家族に会いたい
とか、もう少し、しっかりと歩けるようになりたい
などといった事だと思います。

業務によっては早くやりすぎると

事故につながります。私がとある介護老人保健施設
で勤務した時です。

入浴介助(機械浴)の方を5時間程度で40人入れなければ
ならない時がありました。

入浴は午後1時30分からのスタートで
最後に入浴される方は夕食までは絶対に間に合いません。

しかし、当時の上司がなんとか間に合わせてくれ
と言うので、

今思えば尋常じゃないスピードで介助していました。

機械浴で入浴される利用者の中には重度の認知症の方も
いらっしゃるので入浴することが理解できず、暴れだしたり
します。

そんな利用者を落ち着かせることなく、早いペース
入浴介助をしていたので、
手や足に大きな傷をつくってしまいました。

業務の早さを優先させると上記のような事になって
しまう事もあります。

仕事が早いと思うのは周囲の職員の勝手

自分で自分の事「仕事が早いな~」って
思いますか?

たいていは、「あの人は仕事が早くて優秀だね」
と周囲が言っていることだと思います。

それって周囲の職員さんが楽だからでは
ないでしょうか?

たぶん「業務を早くしろ」っていう
介護士さんは自分が気持ちいい速さで
業務をやって欲しいのだと思います。

早く仕事ができてもらえれば自分の負担もなくなり
ますしね。

では早く業務をしなくていいのか?

説明するのは難しいですが、

例えば、おむつ交換って早くやろうと思えば
できますけど、

清拭とか陰部洗浄とか適当になりますよね。
また利用者の身体を左右にゴロンゴロンと動かさなく
てはならないですから、目が回って不快です。

おむつ交換は少し丁寧にした方がいいと思います。

つまり利用者に直接的なケアをする
おむつ交換などの業務は時間をかけて

その他の業務は効率的に早くできるといった

早くする業務と丁寧にする業務を
区別することが大切だと思います。

もっと大きく言えば、

利用者も職員も気分良く過ごせるようには
どうしたらいいか考えることなんでしょうかね~

仕事が遅いと言われるのがどうしても嫌なら

私が介護の仕事をやってきて、仕事が早くできるように
なったやり方を紹介しておきます。

これが全てではないので、自分なりのやり方を見つけて
くださいね。

職員の行動を把握

「仕事が遅い!」っていうのはほとんどが職員さんです。
どうしても言われるのが嫌なら、先回りしてしまいましょう。

口うるさい人が次に何をして欲しいのか、予測して、
先にやってしまうのです。

そのためには、その方の業務の仕方を把握しておく
必要があります。

前日にやってしまう

例えば

入浴介助→次回の入浴準備

という流れがあっかたとしたら、

入浴日前日に
次回の入浴準備をしてしまうといった

ことをしてしまいましょう。

先に時間がかからない業務をさっとやってしまう

テーブルやトイレの消毒といった簡単な作業が
あったら、すぐにやってしまう。

介護の仕事はこういった簡単で細かい業務が
たくさんあるのですぐに忘れがちになります。

こういう細かい簡単な事って先にやると
けっこう「ありがとう」と言われたりします。

正直面倒くさいですからね。

何を早くすればいいか聞く

その時の現場のメンバーによって業務の進め方が
違ってきたりします。

何を早くしたらいいのかわからなかったら、
先に他の介護士さんに聞いてみましょう。

人によってはこんなに業務の優先順位がちがうのだなって
思ったりします。

真似をする

どの職場にも仕事が早く安定した業務をしている人って
いますよね。

その人の真似をしてみると、なるほどこうすれば
上手く行くんだなと気づくこともあります。

どうしても今の現場のスピードに合わないなら

とは言っても今の現場のスピードに本当に合わない
時もあるので、本当に肉体的・精神的に疲れたら職場を変える
事も考えた方がいいと思います。

まとめ

  • 仕事が遅いからと言われても気にしない。
  • 利用者にはそれぞれ生活リズムがある。
    それを無視したような早さで業務をしないほうがいい。
  • 利用者は業務の早さなんて求めていない。
  • 早くやる業務と丁寧にやる業務を区別する。
  • 早く業務をしたかったら、簡単にできることを
    予め先にやっておく。
  • 何を早くやればいいか聞いてみる。
  • できる人の真似をしてみる。
  • どうしても今の現場の業務スピードに合わないなら
    職場を変えてみる。